Skip to main content

Posts

Showing posts from August, 2017

懐かしき「パソコン通信』

昔Windows'95を親に買ってもらってAOLでチャットをしていたが、どうやって誰と話していたのかが思い出せない。それでも思い出せる限りではいつも僕は年下で、なぜか都合よくお相手をしてくれていたのは年上の女性だったような気がする。 知らない人と話す機会はネットが人間の生活に浸透して行くにつれて増えていったような実感がある。今はochsengangle3というアカウントで人の投稿しか見ていないが、それを強く感じたのは大人になって今はなき最初のアカウントでインスタグラムを始めた時だ。ハッシュタグという非常に便利な概念から共通の関心を持っている人間を文字通り世界中から見つけることができるようになった。 しかし面白いことに、そうしてかつてAOLのチャットルームのようなところで「僕は小学3年生です。魚釣りが好きです。」みたいなことを発信して「そうなんだ。魚釣りはどういうところが楽しいの?」といった具合に話が始まっていた頃から、ネットでそうして話す彼らとは実際に会ったことがない。パソコン通信の時代、僕の相手をしてくれていた人たちは本当に画面に浮き上がる文字だけで僕を楽しませてくれていたが、今になって時々思う; あの人たちは誰で、どんな容姿の、どんな生活をどこで送っている人たちだったんだろう?

殺虫スプレーと虫除けスプレー

 蚊が飛んでいる。今は夏だから。 「今日今年初めて蚊に刺された」なんて思っていたのは早数ヶ月前のことになるだろうか。8月ともなればまぁある程度飛んでいるので刺されることもある。そこでその対策として世の中には2種類の方法があるのではないかと思ったので書き綴ってみる。  暑さ寒さのないところが極楽(あの世)だと言ったのは仏教だったか。空調を手に入れている現代人にとってはもう一つわがままを言いプラスαでそして「そこには蚊がいないこと」が逝き甲斐になるかもしれない。ただしこの世までそうなると世界は快適なので、宗教のために蚊が世の中に残っているのかもしれないとも思う。  とりあえず刺されないのであれば飛んでくれていても構わない、ときっと人間は蚊に対して思っている。けれど蚊は人間の血を吸って生きているようなものだ。だからある意味で常に蚊と人間の間には戦いが繰り広げられている。    本題に入ると、その蚊を「どうするのか」は完全に人の手に委ねられている。吸わせるも良い。叩き潰すのも悪くはないだろう。あとは虫除けスプレーと郷ひろみ氏のCMの殺虫スプレー。最後の二つは興味深い。つまり虫除けの場合、それを纏う(まとう)人間の蚊に対するメッセージは「私を刺さないであっちに行ってくれ」であって、後者の郷ひろみ氏のほうに至っては「お前はあの世に行け」である。せっかくなので最初の二つのメッセージも考えてみると一つ目は「ボランティア活動」。叩く方は「私かお前か、速いのはどっちか」ではないかと思う。と今思った。 僕は殺虫スプレーも虫除けスプレーも持っている。一つは職場で「この郷ひろみのやつ、知ってる?」と言われて知らないと答えたらくれた。虫除けスプレーは妻が買ってきた。夏になった頃、風情かなと思い蚊取り線香は自分で買った。一通り、蚊に対するものは我が家に揃っている。ただ、どれを一番使うか、というと蚊取り線香だ。これはどうやら殺虫剤ではあるらしい。ただ僕は蚊取り線香の近くで蚊が地面に落ちて死んでいるのを見たことがない。故に、蚊を煙で殺しているというか、煙の周りに近寄らせないものと考えていいのではないかと思う。アメリカに暮らしていた頃はキャンドルが同じような効果を持っていて、それを灯していた。 僕は暇人なので「どれが最も倫理的だと思いますか」と殺虫スプレーをくれた人に聞いてしまう。...